つづき 其の2

(文章が下手で前回までと語尾が変わってしまいました すいません)

冬休みが明けると、状況が変わっていた。

どうやら私の親が担任に相談したらしく、

担任が主な1人に注意し、 あろうことか私の親も本人の家に電話していたようだ。

これは男子たちの会話の端々から聞こえてきた物なので 確証はないが おそらく概ね正しいようだった。

しかし男子たちは寧ろ、「少し変なやつを話題に出しただけじゃ無いか、なんで俺たちが?」と言うような感じだった。

その後も結局言われ続け、クラス替えがあっても一時期は収まったものの好転せず、夏休みの勉強合宿が来た。

勉強合宿で、私が休憩時間にぼーっとしていると、(私は偽斜視で、考え事などをすると左目が外向きになる癖がある) 一人の男子が 「こっち見てる」 と言っているのが聞こえた。 この時からだ、私が脇見恐怖症になったのは。 男性にしかならないのだが、電車に乗っていても 自分の目が何処にあるのかわからなくなる。 クラスの男子の前では事務連絡の時も細目でしか話せない。 また、秋頃になると自宅にいても男子達の笑い声がしたり、 登校中も後ろから声がついて来た。 今考えると統合失調症 だったのだ。 私は朝起き上がれない日々が続き、もう限界だった。 弁当も食べられなくなり、親には本当に申し訳ないと 思ったが、毎日8割型トイレに捨てていた。 親は自分が電話をしてから収まった、と思っているようだったので 家では明るく振る舞った。 女子の友人は多かったので、普通にグループ行動をしていたが、話している時は極力明るくて適当な人間を 演じていたので、本来の自分とのギャップが開き 疲れ果てていた。